2:歯と歯の間に虫歯ができてすき間ができた場合の治療法
          当然、虫歯の治療をします。
          当院のこだわりの虫歯治療、5つのポイント
           1. 痛みが出にくい治療
            2. 削る量は最小限にし、かつ絶対に虫歯を取り残さない
            3. 歯の神経はなるべく残す
            4. 一度治療した歯が再び虫歯にならない
            5. 小さい虫歯は、樹脂で直接詰める
          当院のこだわりの虫歯治療
          1. 痛みが出にくい治療をしている
          ● 虫歯治療の痛みが心配な方へ
          
          当院では痛みが出にくい方法で虫歯治療をしています。
          麻酔が効けば、何をしても痛くないのですが、
            その麻酔が痛かったのでは困ります。
          当院では、麻酔を痛くなくする2つの方法を行っています。
          1. 麻酔の注射の針を刺す時の痛みをなくす
          
          何と言っても、針を刺す時の痛みを防ぐことが大事です。
          ●超極細の針を使っている
          ⇒針が超細いので、刺した時にもわかりにくい。
          ●痛みを感じる細胞(痛点)の少ない箇所に最初に打つ
          ⇒痛点が少ないので痛みにくいです。
          ●針を刺す瞬間は、歯ぐきの粘膜を太鼓の革のように、ピンと張って針が一気に歯ぐきに入るようにする。
          ⇒このようにすると注射針を刺したことがわからず、患者さんには、「最近の麻酔は注射じゃないんですか?」と聞かれることも多いです。
          2. 麻酔薬を注入するときの痛みをなくす
          
          麻酔薬は液体なので温度が低いのですが、注入する時に温度が低いと、体が冷たく感じてしまうと同時に痛く感じてしまいます。
          当院ではあらかじめ麻酔薬を体温くらいに温めていますので、麻酔薬を注入しても注入された事自体に気付かれませんので、痛みも感じないわけです。
          それと、注入のスピードもかなりゆっくりしています。急いで注入すると、圧を感じてしまい痛くなってしまいます。
          当院では、1滴を1秒くらいのゆっくりとしたスピードで注入していますので、注入自体に気付かれません。
          3. どうしても怖がりの方には笑気麻酔
          
          どうしても怖がりの方には、笑気麻酔と言って、鼻から笑気というガスを吸ってもらいます。
          笑気を吸うと、おだやかでリラックスした気分になり、ちょっとほろ酔い気分になって痛みも感じにくくなります。
          簡単にできます。保険治療でできます。
          
          ※笑気麻酔はクリニックによって対応していない医院もございます。事前にお問い合わせください。
          2. 削る量は最小限にし、かつ絶対に虫歯を取り残さない
          
          削る量を最小限にする為には、正確に虫歯のある部分を見極めないといけません。
            虫歯は、肉眼で全部見えるわけではないのです。 
          
          虫歯が染まる液体(う蝕検知液)を塗って虫歯を染め出します。
          
          そして染まった部分だけを慎重に削り、虫歯以外の部分を絶対削らないようにしています。少しずつ削って行き、削ったら再びう蝕検知液で虫歯を染め出します。
          この工程を何回も繰り返し、虫歯が染まらなくなるまで慎重に、かつ確実に虫歯を削り取ります。
          こうして丁寧にすることによって、歯にダメージを与えず、かつ虫歯を取り残さないようにしています。
          もし、虫歯を削る際に取り残してしまうと取り残された虫歯が大きくなり、もう一度治療しないといけなくなり、場合によっては神経を取らないといけなくなったりします。
          3. 歯の神経は出きる限り残す
          
          虫歯の大きさが中くらいなのに、すぐに神経を取る歯科医師が多いです。
            神経をとってしまうと、歯には血が通わなくなるので、歯に栄養が来なくなり、歯の強度が落ちてしまいます。
            また、血の中にある免疫細胞も歯の内部からいなくなる為、ばい菌に感染しやすくなります。
          歯の神経を取ることは、歯の寿命を縮めてしまうのです。
            その為、当院では出きる限り歯の神経は取らないようにしています。
          4. 治療した歯が再び虫歯にならない
          残念ながら、一度治療した歯が再び虫歯になることがあります。当院では、そうならないような治療法をしています。
          ● 当院のこだわりの詰め物の治療法
          1. すき間のできない詰め物を作っている
          詰め物と歯の間にすき間ができると虫歯になりやすいです。
          クローバー歯科では、このようなすき間ができないような歯の削り方をし、型取りを丁寧にし、かつ詰め物も信頼のおける技工所に出すことによって極力すき間のできない詰め物を作っています。
          ⇒こうすることによって、二次虫歯を防いでいます。
          
          2. フッ素を含んだ接着剤を使っている
          ⇒フッ素は虫歯菌を寄せ付けないという特徴がありますので、フッ素を含んだ接着剤を使うことによって、さらに二次虫歯になりにくくしています。
          
            
              
              パナビアフルオロセメント
                (フッ素入りの接着剤)
             
            
           
          3. 歯と詰め物の接着力を増して、すき間を減らすために、歯(象牙質)にプライマーという前処理薬を塗っている。
          ⇒プライマーにより、歯(象牙質)と詰め物の接着力が大幅にアップし、詰め物と歯との間の隙間がかなりできにくい
          
            
            プライマー
           
          4. 金属の詰め物をする場合には、金属専用のプライマーという前処理薬を塗っている。(最近は金属を詰める機会は減りました)
          ⇒金属専用のプライマーを金属に塗ることで、金属と歯(象牙質)の接着力が大幅にアップし、詰め物と歯との間の隙間がかなりできにくい。
          
            
              
              金属専用のプライマー
             
            
              
              インレーの裏側に、金属専用のプライマーを使用しています。
             
           
          5. 小さい虫歯は、樹脂で直接詰める
          
          小さい虫歯を削った後で、そこの部分の型取りをして、金属やプラスティックの詰め物をする歯科医師が多いのですが、そういう詰め物をする為には、本来虫歯がある部分よりも余分に歯を削らなくてはいけないのです。
          それを防ぐためと、金属の詰め物だと見栄えも悪いので、当院では、小さい虫歯の場合は、削った部分に樹脂(歯科用のプラスティック)を詰めるようにしています。